2015年10月6日(火)
被爆者 ヨーロッパ遊説へ
日本原水協が代表団を派遣
被爆70年を核兵器廃絶の転換点に
原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は、国際平和ビューロー(IPB)が計画した「ヒバクシャ・ヨーロッパ遊説」に、被爆者を含めた代表団を派遣しました。ヨーロッパ遊説は、被爆70年を「核兵器のない世界へ」転換点にしようと核兵器廃絶の世論を高めるため、核保有国やNATO加盟国を中心に二つのコースを回ります。
一つは、核保有国のフランス、イギリスやスペインを回るコース(4日から14日)。もう一つは、北欧のフィンランド、スウェーデンを回るコース(4日から13日)です。
各国では、IPB加盟の平和団体が受け入れます。集会や学校訪問で被爆証言をおこないます。自治体や政府関係者との面会、平和団体との交流などが予定されています。受け入れ団体からは、原発事故・放射能汚染被害とたたかう福島からの報告も期待されています。
現地での交流では、日本の核兵器廃絶を求める運動とともに、戦争法案の廃案を迫った空前のたたかいや今後の戦争法廃止運動について知らせ、連帯を発展させるとしています。