2015年10月5日(月)
戦争法廃止の国民連合政府
提案実現へ一層努力を
保団連と小池副委員長懇談
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日本共産党の小池晃副委員長・参院議員は4日、東京都千代田区内で全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)の役員らと懇談し、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」実現を呼びかける共産党の提案について意見を交わしました。
小池氏は全国から集まった役員に「(法案審議で)野党がこれほど一致団結してたたかえたことはかつてなかった。国会の外で広がった新しい運動が後押ししてくれた」として、医師らによる反対運動への謝意を表明しました。
その上で、国民連合政府提案の要点を説明。「これが実るかどうかは世論の広がりにかかっている」として協力を呼びかけました。
役員からは「タイムリーな提案」「個人的にはいいと思う」などの積極的な評価が出ました。「本当に(野党が)結束できるのか」との声もありました。
小池氏は戦争法の廃止と立憲主義を取り戻す点で一致すれば、他の政策課題での協力も進むとして、「労働法制の改悪や社会保障分野などでも可能性がある」などと応じました。
住江会長は「この懇談が実現した理由は『安保法制を廃止したい』という思いの一点に尽きる」と発言。共産党の提案について「時宜を得たもの。実現に向けていっそう努力されることを願う」と語りました。