2015年10月3日(土)
医療事故調査 患医連が相談窓口
被害者・遺族に助言
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医療事故調査を行う第三者機関の創設を訴えてきた市民団体「患者の視点で医療安全を考える連絡協議会」(患医連)の永井裕之代表らは2日、会見を開き、1日発足した医療事故調査制度に関して被害者・遺族らの相談窓口を設置すると発表しました。
永井代表は、「同制度が国民から信頼される制度になるかどうかは、医療界・医療者が真摯(しんし)に調査にとりくむかどうかにかかっているが、まだ多くの課題が残されている」と指摘。
大きな課題として、院内事故調査を開始するかどうかが医療機関の管理者(院長)の判断次第になっている点をあげました。
「管理者が調査をしないと決め、遺族や医療従事者らがその決定や説明に納得できない場合の相談窓口を制度の中に設置すべきだと要請してきたが、認められていない」とのべ、「要請が認められるまで患医連として相談を聞き、助言したい」と話しました。
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