2015年10月2日(金)
戦争法下 原子力空母怖い
米R・レーガン配備 響く抗議
米海軍原子力空母ロナルド・レーガンが横須賀基地(神奈川県横須賀市)に入港した1日、安保廃棄・諸要求実現神奈川県統一促進会議は早朝、基地へと進む同空母に基地近くの公園から抗議し、横須賀中央駅で市民に訴えました。
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午前7時ごろ、ロナルド・レーガンが、海上自衛隊のヘリ空母「いずも」の先導で東京湾の沖合に姿を現すと、参加者は「横須賀の永久母港化許さないぞ」「戦争法を廃止しよう」と抗議の声を響かせました。
横須賀中央駅前の宣伝では、ビラを受け取りうなずく人が相次ぎました。「いらない!原子力空母」の女性が「空母は横須賀から戦場に行き爆撃機を飛ばして人殺しをしています。戦争加担する原子力空母はいらない」と訴え、別の女性が「安保法でママ友の夫が戦地に行くことになる。命が何より大事だ」と訴えました。ビラを読んだ36歳の女性は「安倍首相のすすめる安保法は怖い。空母はいらない。基地の街横須賀は重苦しくなった」と語りました。
抗議と宣伝に、日本共産党の畑野君枝衆院議員、椎葉かずゆき参院比例予定候補、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補、井坂新哉県議、横須賀市議団が参加しました。
畑野氏は、抗議行動で、戦争法では戦闘部隊の空母打撃群が攻撃されれば、自衛隊がミサイルで反撃することになると述べ「横須賀を戦争する街にしてはならない。母港化撤回と戦争法廃止を」と訴えました。椎葉氏は宣伝で「首都圏を放射能事故の危険にさらす原子力空母配備撤回を」と呼びかけました。