2015年10月2日(金)
「国民連合政府」提案 各界と懇談
「明るい気持ちです」
牧師の会、志位委員長に歓迎の声
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戦争法(安保法制)の廃止を求めている「特定秘密保護法に反対する牧師の会」の安海(あつみ)和宣共同代表らは1日、日本共産党の志位和夫委員長と国会内で懇談し、「戦争法廃止の国民連合政府」構想の実現の展望を大いに語り合いました。安海氏は、志位氏に戦争法廃止の同会声明(9月30日付)を手渡しました。
懇談では、国民連合政府について「共産党が選挙協力を呼び掛けたことで(成立後も)明るい気持ちです」「共産党のご決断に賛意を表しています」など歓迎の声が相次ぎました。
志位氏は「国民が望んでいる方向だと確信を持っています。どうか、お力添えをお願いします。またご一緒に政治を変えましょう」と呼びかけました。
安海氏が「何らかの形で協力したい」と話すと、志位氏は戦争法を廃止に追い込むために、▽戦争法廃止、安倍政権打倒▽国民連合政府をつくる▽野党が国政選挙で選挙協力を行う―という“三つの本気”が求められており、「この方向での国民の世論と運動をどうか広げてください」と語りました。
懇談を終え、牧師らは国民連合政府の実現や志位氏らの健康を祈り、「アーメン(ヘブライ語で祈りを意味する)」と手を合わせ唱和しました。