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2015年10月2日(金)

有馬臨済宗相国寺派管長と市田副委員長・穀田国対委員長が懇談

「国民連合政府」実現へ 「我見」排し団結を

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(写真)懇談する有馬頼底・臨済宗相国寺派管長(右)と市田忠義副委員長(中央)、穀田恵二国対委員長(左)=1日、京都市の相国寺

 日本共産党の市田忠義副委員長、穀田恵二国対委員長は1日、京都市上京区の相国寺を訪ね、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」実現を呼びかける志位和夫委員長の提案について臨済宗相国寺派の有馬頼底(らいてい)管長(82)と懇談しました。有馬氏は、世界遺産・金閣寺、銀閣寺の住職で、京都仏教会理事長もつとめています。

 市田氏は、「憲法を破壊する安倍政権の暴走をこのまま見過ごすわけにはいかないという強い思いで提案し、ほかの野党や団体、個人に呼びかけています」とのべ、提案を説明。有馬氏は、戦争法を廃止し、憲法を守る政権を実現する提案に賛同し、「いっしょにやりましょう。(野党も)ばらばらではあきません。仏教では、自分の立場に固執することを『我見(がけん)』といいます。『我見』ではあかん。まとまってやらんと」と応じました。

 また、有馬氏は「憲法9条は日本だけでなく、世界の宝。いま、世界の宗教団体が平和をめざして協力しようという動きがでていますが、その世界平和の理念を掲げたのが憲法9条です。それを破壊する安倍政権は一体何を考えているのか。憲法を守るため、もっと声をあげていきましょう」と語りました。


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