2015年10月2日(金)
横須賀の米空母 交代配備
ロナルド・レーガン 市民ら抗議
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米海軍のニミッツ級原子力空母ロナルド・レーガン(全長333メートル、排水量約9万7000トン)が1日、米軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に新たに配備されました。
同艦は、2008年に日本に初めて配備された原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)の後継。乗員約5000人のうち、半数以上がGWから移りました。原子炉2基を動力源とし、水素爆発を起こした福島第1原発1号機に匹敵する出力があると見られています。
横須賀市内の公園や駅前、海上などでは終日、原子力空母の恒久的な母港化や戦争法と一体の動きに反対する市民らが抗議行動を繰り広げました。
レーガンは同日午前7時前、海上自衛隊の最新鋭ヘリ空母「いずも」に先導されて東京湾の入り口・浦賀水道を通過。同8時40分ごろ、横須賀基地に接岸しました。東京タワーと同じ全長の巨大な艦体が、見る者を圧倒しました。