2015年9月29日(火)
「国民連合政府」実現へ全力
志位委員長の申し入れ受け 全国革新懇呼びかけ
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日本共産党の志位和夫委員長は28日、全国革新懇の代表世話人会に出席し、「戦争法廃止の国民連合政府」の「提案」について説明し、実現に向けてともにたたかいを進めていこうと申し入れを行いました。これを受けて全国革新懇は、「日本共産党の提唱を心から歓迎し、みずからの課題として追求します」として、「戦争法廃止の国民的共同を土台に、野党の選挙共闘をすすめ、国民連合政府の樹立を」と題する「呼びかけ」を発表しました。申し入れには山下芳生書記局長が同席しました。(呼びかけ全文)
「呼びかけ」では国民連合政府について、「立憲主義、民主主義、平和を願う多くの人びとが熱望する国民的な課題になっている」と指摘。革新懇が進めてきた政治革新と「一点共闘」の国民運動の流れを受けた政府であり、「主権者・国民が政治を変える歴史的意義を持つ」と強調しています。
その上で、「戦争法廃止を願うすべての政党、団体、個人が、参院選、総選挙にむけて各分野・地域でたたかいと世論を広げる」ことを呼びかけています。
代表世話人会では、「国民の運動の盛り上がりが今回の提案になったもので、希望が見えたと感じる。私たちの運動で国民連合政府をつくり上げたい」「素晴らしい提起だ。アメリカや財界が警戒してくるだろうが、世論と運動ではねのけて実現させたい」「びっくりする提案だ。よほどの決意があると受け止める。頑張らないといけない」との声が相次ぎました。
「60年安保のときは自然成立で虚脱感があったが、今回はまったくない。たたかいはこれからだ」「日本共産党と革新懇をはじめ革新・民主勢力が果たした役割はかつてなく大きい。そのことを確信に『国民連合政府』をめざそう」と意気高い発言が相次ぎました。