2015年9月28日(月)

国民連合政府「ぜひ実現を」

大阪・梅田　山下書記局長訴えに反響

（写真）山下書記局長の訴えに拍手で応える人たち＝２７日、大阪市

　日本共産党の山下芳生書記局長は２７日、大阪市北区のＪＲ大阪駅・ヨドバシカメラ前で街頭演説し、「戦争法（安保法制）廃止の国民連合政府」実現をよびかけました。

　山下氏は、(1)戦争法廃止、安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させよう(2)戦争法廃止で一致する政党・個人が共同して「国民連合政府」をつくろう(3)「戦争法廃止の国民連合政府」で一致する野党が、国政選挙で選挙協力を行おう―との日本共産党のよびかけをていねいに説明。沖縄米軍基地、大阪市廃止・解体をめぐる共同の経験、各界からの賛同・共感の声も紹介しながら「立場の違いを超えた共同で戦争法を廃止し､立憲主義を取り戻そう｣と訴えました。沿道を埋めた聴衆からは、何度も「そうだ」「がんばれ」などの声援が飛び、「戦争法は直ちに廃止」などと書かれたプラスターが揺れました。

　山下氏の訴えに「ぜひ野党は共闘して安倍政権を倒してほしい。憲法を守らないなんておかしい」と語るのは神戸市の男子学生。京都市の女子学生も「希望ある提案。連合政府ってなかなか難しいと思うけど、なんとか実現させてほしい」と期待を寄せ、大阪府河内長野市の女性（６０）は「これしかないと思う」と語りました。

　街頭演説では、わたなべ結参院大阪選挙区予定候補、安保関連法案に反対するママの会＠大阪の村口久美子さんが訴え、「国民の声、憲法を踏みにじる安倍政権に怒りを込めて抗議」（わたなべ予定候補）、「戦争のない社会を子どもたちに渡すのは私たちの責任。（共産党の提案は）すごいと思う。私たちの思いを代弁。ぜひ実現を」（村口さん）と呼びかけました。

　山下書記局長は、街頭演説後、大阪市内でＳＡＤＬ（サドル＝民主主義と生活を守る有志）の若者たちと懇談しました。