2015年9月20日(日)
沖縄基地強化憂える
戦争法 翁長知事「将来に禍根」
|
沖縄県の翁長雄志知事は19日、戦争法の成立について、「沖縄の基地の負担軽減ではなく、さらに強化するようなものが見え、たいへん憂えている」と述べました。那覇空港で記者団の質問に答えました。
翁長知事は、名護市辺野古の新基地建設での政府の強引な進め方と共通性が指摘されているがどう受け止めているかとの質問に、「日本という国が、少し足元がぐらついている。浮足立ってこういうことをやると、将来に禍根を残す。強硬にやっているものに力強さを感じるかもしれないが、たいへん線の細い弱いものを感じる」と批判しました。