2015年9月19日(土)
原発なくせの声を聞け 官邸前抗議
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首都圏反原発連合(反原連)は18日、原発ゼロを求める首相官邸前抗議行動を行いました。世論調査でも約6割の国民が原発の再稼働に反対しているのに、その声を踏みにじって再稼働に突き進む安倍晋三政権。1000人(主催者発表)の参加者から「国民の声を聞かない首相はもう辞めさせるしかない」などの声があがりました。
東京都大田区の男性(73)は「川内(せんだい)原発は動かしてすぐにトラブルがあった。原発がいかに危険かを証明した。国民が反対しているのに、再稼働なんておかしい」といいます。
同あきる野市の男性(72)は「原発の問題でもなんでも、安倍政権は国民の声をまるっきり聞こうとしない。こんな人に首相の資格はない」と語気を強めました。
同日野市から参加した夫婦(いずれも62歳)は「初めて国会前に来ました。原発は結局、お金のために進められようとしている。戦争法案もそうだが、どの問題でも政府のやり方はひどい。国民をばかにしている」と怒ります。
同練馬区の男子中学生(14)は「お母さんとおじいちゃんに話を聞き、インターネットで調べて来ました。このまま安倍さんが首相をやっていたら、国民が困るだけだと思う」と話しました。
日本共産党の田村智子参院議員が参加し、「国民の声に耳を傾けない原発再稼働も内閣不信任の大きな理由です。なんとしても安倍内閣を打倒しよう」とスピーチしました。