2015年9月13日(日)
豪雨被害 党国会議員が住民の要望聞く
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「農機具やられた」 宮城・大崎で高橋氏
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は12日、豪雨で被害を受けた宮城県大崎市に入りました。同市は渋井川の堤防が11日に決壊し、西荒井地区では住宅約400世帯1200人が孤立。県が2001年に河川の整備計画をたてていましたが、ほぼ手つかずの状態でした。
小沢和悦市議団長と鎌内つぎ子市議、内藤たかじ党北部地区委員長(県議予定候補)の案内で、冠水した西新井地区と師山地区を視察。
田んぼが冠水した男性(67)が「収穫寸前の米も、震災で被災して新しく3000万円で買った農機具もみんなやられた。これ以上借金はできない」と話し、自宅の1階が水につかった男性(51)は「二度と繰り返さないようにしてほしい」といいました。高橋議員は、お見舞いを述べながら「なんでも相談してください」と声をかけました。
農水省や国交省、市の担当者、地域の土地改良区の所長らとの懇談では、排水機場やポンプ車の排水能力を超えたことが話され、高橋議員はじん速な排水や支流の堤防への支援を要請しました。市役所の災害対策本部も訪問し、激励しました。(高橋拓丸)
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「家の様子見たい」 茨城・常総で塩川・梅村氏
日本共産党の塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員と小林きょう子・参院茨城選挙区予定候補、田谷武夫党県委員長は12日、茨城県常総市を訪ねました。山中たい子党県議、石川栄子、堀越道男の両党市議らが同行しました。
地域の大半が浸水した五箇地区の調査では、つくば市の親戚宅に身を寄せている男性(59)が「三坂新田町にある家は今でも水没しています。用意されている舟は二つしかなく順番待ち。家のようすを見に行きたい」と話しました。
高杉徹市長から報告を聞いた塩川議員は、罹災(りさい)証明書の弾力的な発行や、二次避難所としての旅館やホテルの借り上げなどを提案。「私たちからも県や国に要望していきます。制度に不具合のある場合は、ぜひ知らせてください」と伝えました。
石川市議が、生活ゴミについて「福祉センターに持っていけば無料で回収してくれるというが、お年寄りなどは持っていけない」とのべると、市長は「家の前や所定場所に出しておけば回収するようにしたい」と答えました。(笹島みどり)
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茨城・結城で紙氏
日本共産党の紙智子参院議員は11日、記録的な大雨で被災した茨城県結城市に入り、床上浸水、床下浸水の状況や要望を聞きました。
また、田谷武夫県委員長、山中たい子、江尻加那両県議と県の災害対策本部を訪問。対策本部の担当者は、「災害救助法の適用拡大についても検討する」とこたえました。
共産党市議が住民を見舞う つくば
豪雨水害の問題で日本共産党の橋本けい子、田中サトエ両つくば市議は12日、同市谷田部地域にある避難所2カ所を訪ね、常総市から避難してきた住民を見舞い、要望を聞きました。
約150人が避難している谷田部総合体育館で、両市議は常総市水海道地域で米やジャガイモを育てている農家の男性(70)と対話。前日に一時帰宅したという男性は「実家は床下浸水し、玄関先は物が散乱していた。今後の仕事や生活がどうなるか不安だ」と話しました。
約130人が避難するJA谷田部では、相野谷町の女性(78)と対話に。堤防が決壊した鬼怒川と、小貝川の間の地域に住むという女性は「慌てて避難したので自宅の状況が分からない。現地の情報が分かるようにしてほしい」と語りました。
ほかの住民からは「着の身着のままで避難したので下着など衣類が不足している」との声が上がりました。(山本健二)