2015年9月12日(土)
戦争法案廃案行動
安倍暴走止める
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安倍晋三内閣がねらう戦争法案の強行が緊迫する11日、「本当に止める」とSEALDs(シールズ)が、安全保障関連法案に反対する学者の会と共同で国会正門前抗議行動を行いました。行動に先立ち、「総がかり行動実行委員会」も午後6時半から国会前で集会を行い、子連れや会社員など幅広い市民がつめかけました。
1万人の参加者(主催者発表)が「安倍はやめろ」「戦争法案絶対反対」とコール。シールズの奥田愛基さんは「採決強行はこの行動で徐々に後ろにずれ込んでいます。しぶとく反対し続けましょう」とあいさつしました。
初めて行動に参加したという東京都八王子市の男子大学生(22)は「何もせず見過ごしたら無責任。家にいては反対していないのと同じだと思ったので来ました」。同荒川区から来た飲食店で働く女性(21)は、「暴走する政治を許したらこの後も、国民に隠していろいろなことを変えてしまいかねない。来週も参加します」
総がかり行動実行委員会の国会正門前集会では、「新しい日本の未来をつくっている運動です。市民の力で廃案をかちとろう」との発言が相次ぎました。
日本共産党の井上哲士参院議員、社民党の吉田忠智党首、民主党の小川敏夫参院議員があいさつしました。
実行委員会を代表して憲法共同センターの小田川義和氏が、「力の勝負だ。われわれの力を示そう」と呼びかけました。