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2015年9月7日(月)

カジノは不正の温床

オンブズマン大会 反対を決議

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 神戸市内で開かれている全国市民オンブズマン大会2日目の6日、地方自治法改正問題、地方議会、政務活動費など五つのテーマに分かれた分科会で討論しました。

 このうちギャンブル・カジノ分科会では、ギャンブルオンブズマン事務局の井上善雄弁護士が、公益に反し、利権と不正の温床であるギャンブルは、社会の不正を監視するオンブズマンが手がけるべき対象であることを強調し、「ギャンブルを拡大していこうとするのではなく、最小限に抑えていこうという考え方が当たり前になるようにしたい」とのべました。

 全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会の新川眞一事務局次長は、国会でのカジノ解禁推進法案の状況と反対運動の広がりについて報告しました。

 大谷大学の滝口直子教授は、外国のギャンブル依存症対策と日本で必要な対策について講演しました。

 分科会を受け、全体会で「IRカジノに反対する決議」を採択しました。

戦争法案の廃案も決議

 全国市民オンブズマン連絡会議は6日、神戸市内で開いた大会で安保法案(戦争法案)廃案を求める決議をあげました。

 決議は、いま国会前や全国で示されている法案反対の声は「紛れもない、民主主義の声」だと強調。オンブズマンは「民主主義のツールである情報公開制度を用い、行政を監視し、行政に意思を表明し、行政を少しずつ変えてきた」として、「憲法と民主主義の力を信じ、民主主義の制度を用いてきたものとして、私たちは安保法案の採決に強く反対する」としています。


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