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2015年9月5日(土)

きょうの潮流

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 自民、公明の与党が今国会の成立に執念を燃やす戦争法案をめぐるたたかいは、いまヤマ場に。そのなかで立ち上がり、反対の声をあげる若者や学生の言葉から▼「戦後70年という大事な節目なのに悲しみと怒りを覚えます。あの時、おかあさん、何やっていたの、なんで止めなかったのって将来子どもにそう聞かれて、黙る私でいないようにしたい」。浜松の平和集会で訴えた大学生の渡部清花さん(24)▼長崎の原口菜々子さん(23)は被爆地から平和を発信しようと結成した「N-DOVE」(エヌダブ)のメンバー。「国を動かすのは政府ではなくて国民。自分の未来を政府に委ねないで切り開こう」▼世代を超え、12万の人びとが国会周辺を埋め尽くした8・30行動で訴えたシールズ関西の寺田ともかさん(22)。「この法案を許すことは、私にとって自分が責任のとれないことを許す、ということ。それだけは絶対にできません。私はこの国の主権者であり、この国の進む道に責任を負っている人間の一人だから」▼高校生が立ち上げた「T-ns Sowl」(ティーンズ ソウル)のあいねさん(2年)は「一個人として行動したいと思った時に、たまたま高校生だった」と。「今後何十年先に何が起こるか分からないなかで、安保法案というのは危険だと思ったから行動した」▼これからの日本をつくっていく若人たちの姿は「大きな希望」(山田洋次監督)になっています。あすは学者とともに新宿の街で未来への言葉を紡ぎます。


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