2015年9月3日(木)
全労連 戦争法案廃案全国統一行動
8・30大行動 話題に
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「8・30大行動」に続き安倍政権退陣へ決定的打撃を与えようと、全労連は2日、「戦争法案ゼッタイ廃案!全国統一行動」(50万人総行動)をおこないました。憲法共同センターなどとも協力して、街頭宣伝、デモなど各地でいっせいに行動。どこでも8・30大行動が話題になり、「雰囲気が全然変わってきている」(秋田)などの反響がありました。
東京では、全労連が「大切な人を戦場へ行かせない」と書かれたプラスターを掲げて本郷三丁目で街頭宣伝しました。「憲法違反の戦争法案は廃案しかない」と書かれたビラを配布。通行人らが次つぎと「かがやけ憲法」署名に協力していきました。
マイクを握った井上久事務局長は、参院では80回以上審議が中断したとして「ボロボロの法案だ」と強調。総力をあげて廃案に追い込むと語りました。
野村幸裕副議長は、「廃案までもう少しだ。地域から反対の声を大きく広げましょう」とよびかけました。長尾ゆり副議長は、「若者たちを戦場に送ってはならない。子ども、孫たちに戦争のない未来を残していきましょう」と訴えました。
2歳の男の子を連れた母親=東京都文京区=は、「もちろん反対です。勝手に決めないでほしい」と語り、署名。文京区に住む78歳の女性は、「集団疎開をした世代です。戦争は絶対にすべきではない」と話しました。
全労連は9日にも「全国統一行動」を計画。各地の労働組合がストライキや職場集会、デモなどに取り組む予定です。