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2015年9月1日(火)

JR駅を有人に戻せ

福岡 住民と真島議員ら要請

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 JR九州が株式上場に向け、福岡県内を走る香椎線12駅を無人化した問題で、日本共産党の真島省三衆院議員らは31日、沿線住民らでつくるJR香椎線駅無人化対策連絡協議会と共にJR九州本社に申し入れをしました。いせだ良子参院比例候補と関係する党地方議員が参加しました。

 申し入れでは全駅を有人に戻すことや説明会の開催、バリアフリー化などを要求。JRの担当者は、電話での接客業務や監視カメラ設置で「サービス向上につながる」と強弁しました。

 住民らは、「線路に子どもが降りていると通報しても何もしてくれない」「人手がなくお断りしていると現場スタッフもこぼしており、現実にサービスは低下している」などと批判。JRの担当者も「業務が錯綜(さくそう)していると難しい」と認めました。

 真島議員は「カメラでの監視のほうが安全という理屈なら全ての駅が無人化できてしまう。サービス低下を率直に認めなければ事故が起きる」とのべ、利益優先の姿勢を改め利用者と住民の声を聞くよううながしました。

 申し入れた連絡協議会の石橋津宜子代表は「人が最大のバリアフリー、安全対策ということは国も認めている。沿線みんなで協力しJRと地方議会にむけた署名を積み上げ有人化を勝ち取りたい」と語りました。


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