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2015年8月25日(火)

土砂流出現場を調査

真島議員ら メガソーラー問題

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(写真)土砂流出の現場を調査する(左4人目から)いせだ、(1人おいて)真島の各氏ら=24日、福岡県飯塚市

 日本共産党の真島省三衆院議員は24日、福岡県飯塚市にある白旗山の急傾斜地への大規模太陽光発電所(メガソーラー)開発によって、土砂流出の災害が発生している現場を調査しました。いせだ良子参院比例予定候補、高瀬菜穂子県議に川上直喜、宮嶋つや子両市議が同行しました。

 土砂流出が起きているのは、けやき台団地の隣接地。開発現場の入り口は、土砂流出を防ぐ土のうが積まれ、側溝は土砂で埋まっていました。けやき台自治会長の徳永洋一郎さん(77)は「森林伐採で山肌がむき出しになってから、降雨時に山から水が滝のように流れ落ちてくる。2週間前には赤土の混ざった水まで流出が発覚した」と語りました。

 開発業者「快適空間FC」(福岡市)は、事業予定地を1ヘクタール未満に分割して申請することによって県の許可を得る義務を回避し、災害対策などを講じなくても済むよう脱法行為を画策。現場で真島氏らに、土砂流出を防ぐ調整池も造らずに工事を進め、災害を起こした責任を追及された同社社長は口を閉ざすしかありませんでした。

 けやき台の南東部には、別業者がさらに大規模のメガソーラー開発に乗り出しています。真島氏は、脱法を見逃した県の責任にも言及しながら、「太陽光発電で利益優先の事業者が起こすトラブルに対し、国も都道府県の監視を強化するよう動き出している。住民の安全を脅かす開発は許されないと求めていきたい」とのべました。


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