2015年8月22日(土)
「絶対廃案」シールズが国会前抗議
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「戦争反対」「絶対廃案」。蒸し暑さが残るなか、国会正門前から響く怒りのコールや、学生、学者らのスピーチ。21日夜、学生らでつくるSEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)が呼びかけた戦争法案の廃案を求める抗議行動には、5000人(主催者発表)が参加しました。
SEALDsの奥田愛基(あき)さんは、23日に実施する全国若者いっせい行動の成功を呼びかけました。そのうえで「国会で防衛省の内部文書が明らかにされた。自分たちを『軍』といっている。やっぱり戦争法案ではないか」と批判しました。
防衛省が内部文書を作成していた問題について「政府は人の命を軽く見ている」と話すのは同杉並区に住む女性(56)。「本来は与党の議員だって怒るべき問題じゃないですか。このまま日本が戦争できるようになるなんてイヤです。必ず廃案にしたい」
埼玉県所沢市からきた男性(69)は夫婦で参加。「何もせずにはいられないほど危機感をもっている。廃案まであきらめない」と話しました。
日本共産党の小池晃副委員長(参院議員)と民主党の議員があいさつしました。