2015年8月18日(火)
戦争法案ノー 村長先頭に“村デモ”
長野・中川村
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「平和な日本、平和な村をいつまでも」。16日夕、長野県の中川村で、戦争法案に反対して「村民の集い」(実行委員会主催)とデモ行進が行われました。同県では、村単位のデモが相次いでいます。
軽トラックを先頭に、ベビーカーを押したママや夫婦、送り盆を終え駆けつけた人など120人が行進。中心街での集会時には150人にふくれ上がりました。
「非核・平和宣言」「不戦の誓い宣言」の村。デモの先頭に曽我逸郎村長も立ち、集いでは「日本の若者をアメリカに差し出すわけにはいかない。武力で平和は守れない」と、憲法9条を生かした政策を訴えました。
最近東京から移ってきた夫婦が2人の子を連れて参加。父親は、「この子らのためだけに反対するんではない。世界の人が命を落とさないよう、村民として声を上げていきたい」と語りました。新規就農者を目ざして2年前に神奈川県から移住した男性(31)は、「祖父母は満州(中国東北部)からの引き揚げ者。そんなことを繰り返しやってはいけない」と話していました。
集いでは日本共産党(小林伸陽県議)、民主党、社民党のメッセージが紹介されました。