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2015年8月16日(日)

米国務長官 70年ぶりキューバ訪問

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 【ワシントン=島田峰隆】ケリー米国務長官は14日、7月に国交回復したキューバの首都ハバナを訪れ、米大使館の再開記念式典に出席しました。国務長官のキューバ訪問は1945年以来、70年ぶり。61年に米国が一方的に国交を断絶して以来、54年ぶりに米大使館に国旗が掲げられました。

 式典には、国交正常化交渉に臨んできたジェイコブソン国務次官補(西半球担当)のほか、財務省や商務省の高官、連邦議会議員らも参加しました。

 ケリー氏は式典後、キューバのロドリゲス外相と会談しました。両氏は会談後の共同記者会見で、国交正常化へ向けた課題に対処するため委員会を設置することで合意したと明らかにしました。9月上旬にも始動するとしています。

 ロドリゲス氏は「尊重と平等に基づいた国交正常化」が重要だとし、▽米国による経済封鎖の解除と補償▽グアンタナモ米軍基地の返還▽主権尊重と内政不干渉―を求めました。

 ケリー氏は「オバマ政権は経済封鎖の解除に賛成だ」と発言。グアンタナモ基地に関しては「現在のところ変更の計画や議論はない」と返還要求に応じない姿勢を示しました。


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