2015年8月11日(火)
止めよう戦争法案
基地の街・横須賀で毎週アピール
自衛官を戦場に行かせない
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“基地の街”神奈川県横須賀市で毎週土曜日、駅頭に立ち(スタンディング)続ける人たちがいます。できるだけ休日の自衛官の近くで宣伝したいとの思いからです。
8日午後4時、京急横須賀中央駅での行動には21人が参加しました。「自衛官を戦場に行かせない!」「戦争立法許しません」などの赤い手作りの幕を8枚つなぐと横幅20メートルほどに。替え歌「戦争立法いらない」を歌いアピールしました。
「頑張れよ」と激励していく中年の男性や、「頑張って」とこぶしをつき挙げる男性などもいました。
「制服を着た自衛官が遊び帰りに、こちらを見て『敬礼』していくこともあるんですよ」と話す女性。
スタンディングを始めたのは6月から。参加者はいつも25人ほど。シンプルな抗議スタイルだけに参加者が増えています。
自衛隊の陸・海・空の部隊と米軍基地がある横須賀市。「お父さんが心配で…」。「戦争法案」廃案を求める署名に自衛官の娘や息子さんが応じたり、赤ちゃんがいる若いお母さんが泣き崩れたりすることも。
女性は「当事者ほど声を出せないでいる。ひとりも横須賀から戦争にいかせないようこれからも続けていきたい」と話します。