2015年8月11日(火)
兵庫・市川町長に岩見氏
現職破り共産党員首長
|
兵庫県市川町長選が9日投開票され、無所属、新人で「市川町 絆(きずな)の会」の岩見武三氏(74)=日本共産党前町議=が現職を破り当選しました。兵庫では嶋田正義福崎町長に次いで、現職では2人目の日本共産党員町長の誕生です。
岩見氏は、神戸大を卒業後、中学校教員を経て、2011年町議に初当選しました。町長の町政運営に批判の声が高まり、町民や職員などから要請があり、議員を辞職し、立候補しました。
選挙戦では、子どもと高齢者の福祉の充実や若者の定住促進など「市川町ひまわりプラン2015」を掲げ、人口減少や下水道普及率が県内で最も遅れているなどの課題を前に進めるために、町民と役場が一体となり、公平・公正な町政運営を進めるリーダーの役割を強く訴えました。岩見氏は、37年間の教師生活と6年間の区長の経験を生かして、元気に輝く市川町をつくる決意を訴え、支持を広げました。
開票結果は次の通り。
|
当岩見 武三74新 4271
岡本 修平60現 3338
(投票率71・45%)