2015年8月8日(土)
戦争法案いらない
シールズが国会前抗議
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安倍晋三政権が強行をねらう戦争法案を廃案に追い込もうと7日夜、SEALDs(シールズ=学生たちがつくる自由と民主主義のための学生緊急行動)が、国会前での定例の抗議行動をおこない、「戦争法案絶対いらない」「安倍は辞めろ」のコールを響かせました。
この日は、6000人(主催者発表)が参加。自民党国会議員が「戦争に行きたくない」は「利己的個人主義」などと発言したことについて、シールズの奥田愛基(あき)さんは「戦中の発想だ。国会前で声をあげるのが民主主義だ」と訴えました。
高校3年生の男子が、「流れはこっちにあります。いまの政権には負けない。おかしいことはおかしいとはっきりいいます」とスピーチしました。
自民党議員の発言について「それが本音なんだと思うと、信じられません」と話すのは、大阪市から友人と参加した女性(29)。「この問題を知らない人にも広げたい」と語ります。
東京都世田谷区から来た、男子大学生=1年生=は「戦争法案では核兵器輸送も否定しなかった。非核三原則や、核兵器の被害を真剣に考えていないからだと思う。許せない」と話します。
日本共産党の小池晃副委員長(参院議員)や民主党国会議員も参加してスピーチしました。