2015年8月5日(水)
沖縄新基地作業1カ月停止
永久停止まで頑張る
ゲート前座り込み 県民ら歓声
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政府が4日、沖縄県名護市辺野古の新基地建設作業を1カ月停止し、県と集中協議に入るとしたことに、新基地反対の座り込みが続けられている米軍キャンプ・シュワブのゲート前では歓声が上がり、県民らは「工事を永久に止めさせるまで頑張ろう」と改めて誓い合いました。
昨年8月から多い時には週4日ゲート前に通い続けている那覇市の男性(68)は「沖縄の心を無視できなくなった。政府の行き詰まりの表れだ。現場のたたかいの大きな成果。工事停止中も行動を続け、基地が造れなくなることを見届けるまで気を緩めない」と力を込めました。
沖縄戦のとき2歳だった豊見城市の女性(71)は「戦争を生き延びて、いまある命だから、戦争につながる基地は絶対に造らせたくない。建設をあきらめさせるまで一日でも多く辺野古に来たい」と話しました。
北中城村の男性(69)は「たたかいが工事をできない状況に追い込んだ。本来なら基地建設を断念すると表明すべきだ。がんばることで未来につながる。基地断念まで運動を続けたい」と語りました。