2015年8月4日(火)
礒崎首相補佐官の参考人質疑
山下氏が会見 違憲立法は明らか
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日本共産党の山下芳生書記局長は3日、戦争法案に関わって「法的安定性は関係ない」などと述べて同日の参院安保法制特別委員会に参考人招致された礒崎陽輔首相補佐官の発言について記者団から問われ、「法案そのものが法的安定性を欠いた違憲立法であることが重ねて明らかにされた」と述べました。
山下氏は、礒崎氏が国際情勢の変化に伴って武力行使にかかわる「必要最小限度」の内容が変わると発言した部分について、この日の参考人質疑でも「間違ってはいない」と述べたことを指摘。「国際情勢の変化で政策的な変化は起こるだろうが、憲法上の規定からくる『必要最小限度』は変わってはならない。これが変わるということは法的安定性を欠くことになる。その部分について『撤回する考えはない』と、安倍政権全体の本音があらためて述べられた。非常に重大だ」と主張し、法案の違憲性が明らかになったとして廃案をめざすと述べました。