2015年8月3日(月)
渋谷パレード 2000人
保育関係者ら「戦争法案廃案に」
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「子どもの未来に戦争いらない」「憲法守れ」のコールが2日夕方の東京・渋谷の繁華街に響きました。「よりよい保育を!実行委員会」が主催したピースパレードです。
1日から始まった全国保育団体合同研究集会の参加者も合流し、全国から保育関係者、子連れの親など2千人が参加しました。
保育園で栄養士をしている女性(21)は静岡市からきました。デモ初参加です。「戦争法案が衆院で強行採決という形で決められたことが許せなかった。徴兵制とか言われていて、私たちの問題だなって。とても不安です」
東京都世田谷区の女性(40)は子どもふたりと夫の家族4人で参加しました。「全国でこれだけ戦争法案反対の声をあげているのに、聞こうとしない安倍内閣が許せない。憲法9条を守りたい」というと、息子(10)が「子どもを戦争に行かせるな」と声をあげました。
埼玉県八潮市から、2歳の息子をベビーカーに乗せた女性(32)は飛び入りで列に加わりました。「先週の渋谷でのママたちの行動にも参加しました。この前、戦争体験をじかに聞いて、私たちが戦争がいかに悲惨かということを受け継いでつなげていかないといけないと思いました。廃案に追い込むまでがんばりたい」と話していました。