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2015年8月3日(月)

原水爆禁止2015年世界大会

被爆70年 核兵器廃絶の転機に 広島で国際会議始まる

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 原水爆禁止2015年世界大会の国際会議が2日、広島市内で始まりました。4日まで、被爆者や日本の草の根の活動家、海外代表らが一堂に会し、被爆70年を核兵器廃絶への転機にしようと熱い討論を繰り広げます。


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(写真)原水爆禁止2015年世界大会国際会議で紹介される海外代表の人たち=2日、広島市中区

 しの笛による「原爆を許すまじ」の演奏と黙とうで始まった開会総会で、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)の沢田昭二代表理事が主催者報告に立ちました。核不拡散条約(NPT)再検討会議では、核兵器廃絶を求める勢力が核保有国を追いつめていることが示されたと強調。「被爆国としての期待に背いて核兵器禁止条約の実現を妨げ、戦争法案を強行しようとする安倍政権を退陣させよう」と呼びかけました。

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の和田征子事務局次長があいさつし、「核兵器を廃絶し、人の命が物のようになくなることのない世界へ進もう」と訴えました。

 第1セッション「広島・長崎の原爆被害とヒバクシャのたたかい」では、日本と韓国の被爆者3人が証言しました。

 広島の被爆者・山田寿美子さんは、次男が血小板減少症と診断されたと声をつまらせながら告発。長崎の被爆者・小峰秀孝さんは、やけどと差別に苦しんだ半生を語りました。韓国の被爆者・姜好中(カンホジュン)さんは日韓両国政府とも、在韓被爆者を支援していないと訴えました。

 第2セッションは核兵器全面禁止条約の実現に向けた運動について討論。日本共産党の緒方靖夫副委員長が発言しました。


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