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2015年8月2日(日)

認可園増やそう 平和の願い広げ

保育合研始まる

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(写真)オープニングで、荒馬座とともに「わっしょい、わっしょい」と掛け声をかける園児=1日、東京都江東区

 第47回全国保育団体合同研究集会(保育合研)が1日、東京都内で始まりました。3日間の日程です。「ひろげよう平和への願い つなげよう保育・子育ての輪」をテーマに1万人を超える保育者・保護者・研究者が交流します。

 有明コロシアム(江東区)の全体会は東京の子どもたちと保護者、保育者による荒馬踊りと祭りのみこしでスタート。4月から実施された子ども子育て支援新制度について渡邉保博実行委員長は「すべての子どもが等しく大切にされる制度に改善していこう」とあいさつしました。

 愛知県の公立保育士の男性(29)は、4200人が寄せた公立保育園を守ろうという声を紹介し「保育運動でうまれたつながりが、保育実践の大きな力になる」と話しました。東京都足立区の保育所つくってネットワークの斉藤真里子代表は待機児童をもつ保護者がつながり、認可保育園増設とともに保育の質を守ろうと声をあげてきたとりくみをのべました。

 全国保育団体連絡会の実方伸子事務局長は市町村と国に対して、格差のない保育と予算の増額を求めようと提起しました。

 愛知県の女性は憲法を読み上げ、「戦争法案で時の内閣の一言で兵士が出発する国になってしまう」と平和のための行動をよびかけました。

 生後8カ月の長男を抱いて参加した横浜市の保育士の夫(33)と妻(33)は「うちの子も、保育園の子どもたちも戦争に行かないように悔いがない運動をしたい」と話しました。

 2日は明治大学(東京都杉並区)などで講座や分科会が開かれます。


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