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2015年8月2日(日)

戦争法案廃案へ日本母親大会

生命のスローガン今こそ

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神戸

写真

(写真)日本母親大会全体会で講演を聞く参加者=1日、神戸市中央区

 「生命(いのち)を生み出す母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」を掲げ、母親・女性の願いを総結集する日本母親大会が1日、神戸市で始まりました。61回目を迎えた今回は、生命のスローガンを今こそと6300人が「戦争法案反対運動の熱気をかばんに詰めて」(主催者あいさつ)参加しました。

 2会場に分かれた全体会で、日本母親大会代表委員の長尾ゆりさん(全労連副議長)と笠井貴美代さん(新日本婦人の会会長)が主催者あいさつ。笠井さんは「日本を戦争する国につくりかえるたくらみに対し、分野・世代を超えて広がるたたかいが安倍政権を追い込んでいます」と強調。「『核戦争から子どもを守る』と61年間歩んできた母親運動が新しいうねりを生みました。大いに交流し、地元から戦争法案に反対する運動をさらに広げましょう」と呼びかけました。

 「今日の運動」では、「戦争法案絶対反対」「労働者のたたかい」「原発再稼働反対」「女性の地位向上」など各地・各分野のたたかいを紹介。北海道の代表は「札幌の自衛隊病院が『戦争が始まれば野戦病院になる』といわれています。戦争法案廃案までがんばります」と述べました。

 弁護士の金杉美和さん、神戸女学院大学教授の石川康宏さんが記念講演しました。

 「生命のスローガンを高く掲げ『戦争法案絶対反対! 愛する人を戦場に送らない』行動の先頭に立とう」との大会アピールを採択。母親大会の歌「いまわたしたちは」を全員で合唱して締めくくりました。

 大会は2日まで。来年は石川県金沢市で開かれます。


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