2015年7月29日(水)
ヘイトスピーチ規制法制化を
市民団体集会 仁比議員らあいさつ
ヘイトスピーチ規制の法制化をもとめる集会=「STOPヘイトスピーチ〜今こそ人種差別撤廃基本法の実現を」が22日、参院議員会館で開かれ、140人が参加しました。主催は外国人人権法連絡会などの市民団体。日本共産党の仁比聡平参院議員、池内さおり衆院議員、民主党、社民党の国会議員があいさつしました。
仁比氏は、市民運動や国会論戦により、法務省の「ヘイトスピーチ、許さない」が始まったことなどこの間の変化について発言。「ヘイトスピーチが許されないのは、個人の尊厳、権利、自由の基礎にあるアイデンティティーを否定し、社会から排除しようと扇動するものだからだ」とのべ、民主党が国会に提出した人種差別撤廃推進法案はただすべき点はあるが、国会で大いに議論していくべきだと主張しました。
集会は、同法案の審議と参考人招致の実施、政府による外国人差別の実態調査について差別問題の専門家や当事者の意見を聞くこと、などを求める決議をあげました。