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2015年7月27日(月)

イスラエル軍の大爆撃から1年 追悼ウオーク

ガザに平和と正義を

東京・渋谷

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(写真)パレスチナ自治区ガザへの連帯を示して渋谷駅周辺を歩く人々=25日

 イスラエル軍の大規模な無差別爆撃によって殺害された2200人以上のガザ市民の一周忌を追悼するキャンドルウオークが25日夕、東京都渋谷区で行われました。参加者らはパレスチナへの連帯を示し、平和と正義を求めました。

 1年前に空爆と地上侵攻にさらされたパレスチナ自治区ガザは今も、復興に不可欠な建材も食料も仕事も圧倒的に不足し、爆撃と封鎖による疲弊は町並みのみならず、子どもや女性らを含む人びとの心に深刻な後遺症を残しています。

 約150人の参加者は自作のプラカードやランタンを手に、週末の渋谷駅周辺を1時間にわたってパレード。都内の私立大学でスペイン語教師をするハセガワ・ニナさん(55)は、「イスラエルの違法占領と入植活動はひどすぎる。小さな声でも諦めずに出し続けていきたい」と話しました。

 これに先立つ講演会では、2014年5月まで国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)パレスチナ副代表を務めていた高橋宗瑠さんがスピーチ。軍事国家イスラエルが、経済的にも国家の一体性を保つうえでも、紛争なしではやっていけない事情があると解説し、「人権問題は根が深く、改善は困難なのが普通。それでも小さな勝利は必ずあるから長期的な視野を持って、くじけないことが大切だ」と訴えました。アムネスティ日本、日本国際ボランティアセンターなどが参加する実行委員会が主催しました。


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