2015年7月24日(金)
参院選挙制度「改革」案 きょう審議省略し採決
大変乱暴なやり方 志位氏が批判
日本共産党の志位和夫委員長は23日の記者会見で、自民・維新など4野党と民主・公明両党が提出した参院選挙制度「改革」の2法案が委員会審議を省略して24日の参院本会議で採決されることについて「大変乱暴なやり方だ」と批判しました。
志位氏は、参院選挙制度「改革」は「国会で正規に議論されることがまったくやられていない」と指摘。「一票の格差をどうやって是正するのか、都道府県ごとの不公平が生じていいのか、などの問題をきちんと国民の意見も聞いて審議する必要がある」と主張し、「選挙制度のような民主主義の土台にかかわる問題を、委員会審議を飛ばす乱暴なやり方でやってはならない。徹底審議は必要だと最後まで求めていく」と述べました。