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2015年7月23日(木)

戦争法案つぶす 安倍暴走止める

京都弁護士会集会に550人

河野元自民総裁がビデオ出演

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(写真)「違憲の法律をつくるな」「強行採決を許さないぞ」と唱和する白浜会長(中央)ら=22日、京都市

 京都弁護士会は22日、京都市左京区の京都教育文化センターで、戦争法案に反対する市民集会を開き、第2会場までいっぱいの550人が参加しました。日弁連が共催しました。

 京都弁護士会の白浜徹朗会長があいさつ。

 元自民党総裁の河野洋平氏がビデオ映像で約40分間、講演。河野氏は、安倍政権について「いまの政治は恐怖政治。上に言われたら反対意見も言えない」と懸念を表明。そのうえで「法律をなんとしてもつぶす、(法律を)意味のないものにするためにいっしょにやりたい」とよびかけました。

 政府が法案の理由にする「国際情勢の変化」について「日々変化する国際情勢で危機を未然に防ぐのは外交しかない」と強調。宮沢内閣の当時、カンボジアに自衛隊を派遣し、文民警官一人が亡くなったとし「国の命令によって死ぬということは、どれだけ政府に責任があるのか、嫌というほど感じた。国会は本当にリスクや命の尊さを感じているかと思う」と述べました。

 京都へのメッセージとして「政治的に非常に感性が強いところ。新党結成の当時に宣伝カーから見ると、目がとんがっている。京都から火を燃やしてほしい」と激励しました。

 立命館大学の小松浩教授が講演しました。

 参加者は、雨のなか「憲法守って政治しろ」などとコールし、市内を行進しました。

 日本共産党の穀田恵二衆院議員が参加し、紹介されました。

 下京区の女性(65)は「政治を監視してたつもりが、安易な方に流された。法案をとめ、安倍政権をつぶすしかない」と話していました。


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