2015年7月20日(月)
戦争法案本当に止めよう デモ 隊列途切れず
大阪 SADLとSEALDs KANSAIが共催
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安倍自公政権が、戦争法案を衆院で強行採決する中、「関西から『反対』の声を大規模に上げ、法案を本当に止めよう」と19日、主催者発表で8200人の青年・学生などが大阪・御堂筋をデモ行進しました。
主催は、10〜40代の市民でつくるSADL(サドル=民主主義と生活を守る有志)と、関西の学生によるSEALDs KANSAI(シールズ関西=自由と民主主義のための関西学生緊急行動)。
参加者は、音響機材を積み、コールの先導役を乗せたサウンドカーを先頭に、思い思いのプラカードを手に「戦争法案今すぐ廃案」などと声を合わせました。学生や青年、親子連れが目立つ隊列は30分たっても途切れず、道行く人が「自衛隊が…」と会話するなど、周辺の注目を集めました。
初めてデモに来た男性(25)=奈良市=は「解釈を変えれば何でもありというのはおかしい。『連休を挟めば国民は忘れる』という政府の思うつぼになるのは嫌なので、声を上げていきたい」と語りました。
7歳の娘と滋賀県から来た女性(37)=会社員=は「衆院は通ったが、戦争だけは仕方ないで済ませられない。深く考えず、感情だけで突き進む人に憲法をいじってほしくない」と話しました。