2015年7月19日(日)
新基地必ず止める
沖縄・辺野古 座り込み1年で集会
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沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前で18日、新基地ストップを訴える「辺野古ゲート前座り込み行動1年集会」が行われました。
県内・全国から約700人が結集し、「命どぅ宝」「人が殺し殺される世界にサヨナラを」などの思いを書いた色とりどりの傘やプラカードを掲げて、ゲート前をデモ行進しました。
「芸能大会」も催され、三線(さんしん)、カチャーシー(手踊り)、エイサーといった沖縄の伝統芸能のほか、フラダンス、ギター、バイオリン、ゴスペル、替え歌などで「新基地反対」を表現。ゲート前は笑顔が絶えず、参加者は「沖縄を基地の島には絶対させない」と誓いました。
稲嶺進名護市長が駆け付け「これからも手を緩めることなく新基地建設を止めるためともに頑張りましょう」とあいさつしました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員ら国会議員も激励しました。
40年間、米軍基地で働いていた、うるま市の男性(75)は「どこで仕事していようが戦争には反対しないといけない」と座り込みました。
東村に住む女性(24)は「国会前のデモも辺野古のたたかいもそれぞれつながって、政府を追い詰める大きな力になると思う」といいます。
大きなバナナの葉に紙を貼り「平和っていいね」と書いた那覇市の女性(40)は、「唯一の地上戦を経験した沖縄に生まれ、おじいやおばあの青春を奪った戦争を憎むという信念は変わりません。戦争につながる基地は絶対できないと信じています」と語りました。