2015年7月18日(土)
止めよう 戦争法案
弁護士 粘り強く
集会・シンポ・街頭宣伝…
安倍政権が衆院で強行可決した戦争法案への怒りの世論が大きく広がっています。日本弁護士連合会(日弁連、村越進会長)と全国の弁護士会も抗議の行動を粘り強く続けています。
|
日弁連は16日、「平和国家としての日本の国の在り方を根本から変えてしまう内容」だと、戦争法案の採決強行に抗議する理事会決議を発表しました。この間、日弁連と全国すべての52弁護士会は抗議・反対の意思を表明しています。
声明だけでなく、すべての弁護士会が集会、シンポジウムや街頭宣伝など具体的な行動に立ち上がっています。街頭に立って訴え署名を集める活動を連続して行っている弁護士会も少なくありません。
仙台や京都は、すでに10回余の街頭宣伝を実施。無言デモ「サイレントスタンディング」(新潟)、憲法七夕パレード(横浜)、「集団的自衛権にNO! 101人女性弁護士大集合」(東京3弁護士会合同)など多彩な行動が取り組まれています。
今後も引き続き活発な催しが各地で準備されています。
本紙が各弁護士会から取材した、弁護士会主催・共催の当面の予定(別表)だけでも盛りだくさんです。日弁連と東京3弁護士会共催で戦争法案を中心テーマにした「戦後70周年記念シンポジウム」を8月8日に開催するのをはじめ、市民とともに怒りの声をあげる集会や街頭宣伝が各地で取り組まれます。
全国の各弁護士会の今後の行動予定
7日現在確定分 月のないのは7月
日弁連 8月8日・「戦後70周年記念シンポジウム」(東京3会と共催)、8月26日・安保保障法制改定法案に反対する集会およびパレード
札幌 23日・街頭宣伝行動
山形 21日・講習会「集団的自衛権行使を容認する安全保障関連法制案の内容と問題」
福島 8月4日・街頭宣伝行動
茨城 25日・講演会「憲法からみた切れ目なき安保法制法案の問題点」
東京、第一東京、第二東京 21日・集団的自衛権の行使容認に反対する街頭宣伝(3会合同行動)、8月4日・シンポジウム「安倍総理の訪米と日米関係の現在(第二東京)、9月9日・シンポジウム「秘密保護法と安全保障法制」(東京)
埼玉 30日・「集団的自衛権行使に反対する」パレードと音楽イベント
千葉 21日・街頭宣伝行動 27日・未来のための憲法講座「見つめ直す、だれのための憲法か」
横浜 22日、8月4日・街頭宣伝行動
新潟 8月1日・「安全法制の問題を考えるシンポ」
長野 18日・シンポジウム
静岡 18日・いのちを守る 戦争をさせない・9条壊すな!静岡総がかり行動
京都 22日・緊急市民集会「戦後70年と安全保障法制を考える」、8月29日・安保法制の「今国会での成立NO! 緊急府民集会」
大阪 31日・「安全保障関連法案反対! 弁護士による納涼パレード」、8月8日・「日本はどこに向かうのかpartIV 各界から上がる安保法案への反対の声」
奈良 8月22日・憲法違反の安全保障関連法案の廃案を求める市民集会とパレード
広島 毎週金曜日の朝に街頭宣伝 8月22日・シンポジウム「戦後70年、平和憲法を破棄する!? 決めるのは、主権者である『あなた』です」
山口 28日・山口、宇部、下関、周南の各市で日弁連のビラ配布
岡山 22日・歴代会長有志が記者会見、25日・講演会「戦争法案 イケン! 戦争法案の成立に反対する市民集会とパレード」
鳥取 21日・歴代会長有志が記者会見 8月2日・鳥取県民大集会+パレード
香川 21日・会長記者会見 26日・「安保法制を考える緊急市民集会」
福岡 22日・「憲法違反!の安保法制法案を廃案に!市民集会&パレード」、8月2日・市民集会「9条あっての国際貢献〜アフガニスタンでの医療協力31年」
長崎 24日・シンポジウム「安全保障法制を考える」
熊本 19日・「安保法制の撤回を求める県民集会」