2015年7月16日(木)
戦争法案反対
国会前 朝から続々コール
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自民、公明両党が衆院特別委員会で戦争法案を強行採決した15日、国会正門前には小さい子を連れた若い母親らが朝からつめかけたのをはじめ、夜遅くまで抗議の声が絶えませんでした。
朝9時からの集会には300人が参加。その後も、「安倍政権の暴走を許さない」「強行採決絶対反対」「今すぐ廃案」などのコールを断続的に続けました。
正午には、「戦争させない」などのプラカードを持った人たちが次々に抗議の列に加わり、集会は2300人(主催者発表)に膨れ上がりました。
時間を経るにつれてコールの声が大きさを増していきました。午後0時25分すぎ、「与党が採決を強行」の一報が入ると、「許せない」の声がわき起こり、「戦争法案絶対反対」「安倍政権は今すぐ退陣」のコールがいっそう大きく響きわたりました。
集会には日本共産党の山下芳生書記局長、民主党の枝野幸男幹事長、社民党の福島瑞穂副党首ら野党各党の国会議員が駆けつけました。
山下氏は、強行採決について、国民の世論に追い詰められたものだと強調。「さらにたたかいを広げ、安倍内閣を追い込んで、国民の力でこの天下の悪法を阻止しましょう。私たちも、みなさんとスクラムを組んでたたかいぬきます」と訴えると、「がんばろう」「おー」の声があがりました。
日本共産党からは、山下氏のほか、畑野君枝、畠山和也、宮本徹、本村伸子の各衆院議員が参加しました。