2015年7月7日(火)
口永良部噴火
島民に安心・支援を
田村・真島議員ら 副町長と懇談
鹿児島県屋久島町の口永良部(くちのえらぶ)島・新岳の噴火にともなう全島避難の現状について調査に入った、日本共産党の田村貴昭、真島省三両衆院議員と、まつざき真琴鹿児島県議は6日、渡辺博之党町議とともに屋久島町役場を訪れ、岩川浩一副町長と懇談しました。
岩川副町長は7日の一時帰島に向けた島民への説明と準備を進めていると紹介。「島の様子を見れば、少しは安心できるのではないか」とし、町職員も派遣して島民のサポートと安全確保に努めるとのべました。
まつざき県議は「就労を希望する島民に対して、町として公共的な仕事を提供することが大事ではないか」とのべ、岩川副町長は「島民のニーズに応じて公共的な仕事を用意したい」と述べました。
真島議員は、消防団の青年らが島民の先頭に立って救援活動に奮闘していることに触れ、「避難が長期化すれば心が折れそうだという声もあり、しっかりサポートしてほしい」と伝えました。
党鹿児島県委員会を代表して、まつざき県議が義援金20万円を岩川副町長に手渡しました。
県、政府関係者との懇談では、ヘリコプターから撮影した映像や写真を島民に提供するよう要望。田村議員は「島民の安心を担保するためにも、住居の様子が分かる写真を随時公開することが重要だ」と強調しました。
県と国土交通省の担当者は、前向きな考えを示しました。