2015年7月1日(水)
『週刊女性』 志位委員長に聞く
女性が動けば戦争法案止められる
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『週刊女性』(7月14日号)は「『戦争法案』とニッポンの行方」と題した10ページ特集を組み、そのなかで「与党・野党のキーマン直撃!」として、日本共産党の志位和夫委員長のインタビューを載せました。
志位氏は、戦後70年間、一人の外国人も自衛官も殺さずにきた日本は「憲法9条の存在と、海外での武力行使はできない、集団的自衛権は行使できないという、一貫した政府解釈がなされてきたことによるもの」と表明。戦争法案が成立したら「アメリカの無法な戦争に無条件で参戦していくことになる」と述べています。
志位氏は「中国や北朝鮮の問題でもいかに紛争を外交的に、平和的に解決するかという努力こそが大事」と強調。「多くの女性のみなさんにとって、自分の息子さん、恋人が戦地に行くかもしれないというのは大きな問題です」と語りました。
志位氏は、野党の共闘を追求するとともに、「いかに安倍政権が国会多数を持っていても、強行採決はできませんよ」と、反対世論を大きくすることで採決できない状況に追い込む決意を語りました。
「世論調査をやっても、女性の反対がかなり多い。やっぱり皮膚感覚で“これは危ないな”と感じていらっしゃるんだと思います。みなさんにどんどん声をあげていってほしいですね。女性が動けばこの法案を止められますから!」と読者によびかけました。