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2015年6月14日(日)

権力への同調に警鐘

シンポ メディアのあり方問う

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(写真)メディアのあり方を考えたパネル討論=13日、東京都港区の明治学院大学

 「戦争前夜とメディア〜メディアは侵略戦争にどう協力したか」と題するシンポジウムが13日、東京都内で開かれ、約100人が参加しました。

 主催したのは、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)と日本ジャーナリスト会議(JCJ)。明治学院大学国際平和研究所が共催しました。

 基調講演した中央大学名誉教授(マスコミ論)の塚本三夫氏は、戦前のジャーナリズム(新聞)が言論弾圧のもと、国家権力への「過剰同調」を強め、侵略戦争に迎合・加担していった歴史を解説。国民の意識・精神形成の二つの柱というべきジャーナリズムと教育が、安倍政権によって奪い取られようとしていると警鐘をならしました。

 パネル討論では、各分野ですすむ「過剰同調」ともいうべき状況が報告されるとともに、市民の注視と、批判や励ましの重要性が語られました。

 参加した明治学院大2年の女子学生は、「『外国の状況はひどいけど、日本は安心』と思っていましたが、『日本も危ない』と感じ始めました。戦前と同じことを繰り返さないように、だまされない国民になるよう努めたい」と話しました。


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