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2015年6月4日(木)

翁長氏、上院軍事委員長ら会談

米議員会館 辺野古反対伝える

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(写真)マケイン氏(中央)らに、辺野古新基地建設反対の民意を訴える翁長氏(左から2人目)=2日、ワシントン(沖縄県提供)

 【ワシントン=洞口昇幸】訪米中の沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は2日、米上院軍事委員会のマケイン委員長(共和党)と同委員会のリード筆頭委員(民主党)と議員会館で会談し、同県名護市辺野古への米軍新基地建設に県民多数が強く反対していることを伝えました。

 翁長氏は同新基地建設を支持するマケイン、リードの両氏と同時に会談。5月の新基地建設に反対する3万5000人の県民大会の新聞報道・写真を示しながら、「私も(県民から)激励をいただいていて、辺野古の(新基地)建設についての民意は出ている」と訴えました。

 両氏との会談の詳細は基本的に非公表だと述べた翁長氏。その上で、「(両氏から)これからも話し合いましょう、沖縄県の気持ちはよく聞かせてもらった、というような話をしてもらった」と説明し、「大変意義があった」と強調しました。

 翁長氏はまた、下院歳出委員会所属のサンフォード・ビショップ議員と議員会館で会談。ビショップ氏は、「新基地建設は日本の国内問題で、日米両政府が合意したものを私が覆すものではない」と述べたといいます。

 翁長氏は「辺野古に新基地ができれば使うのは米国だ。米国も当事者だ。県民に理解されない基地は良い形にはならない」と反論。ビショップ氏は、日本政府が沖縄の声を聞いて立場を変えれば、「私もそれを支持する」と語ったといいます。

 県議や県内自治体首長、那覇市議らによる訪米団も前日に引き続き、下院議員の部屋を訪ね、疑問に答えながら、沖縄の実情を訴えました。


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