「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年5月28日(木)

戦争法案 共同で廃案に

ラジオ番組 山下書記局長が出演

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)山下芳生書記局長

 日本共産党の山下芳生書記局長は27日、ラジオ日本「岩瀬恵子のスマートNEWS」に出演し、衆院で審議が始まった戦争法案を廃案に追い込む決意を語りました。

 山下氏は、戦争法案について「戦後最悪の悪法です。海外で戦争する国へ日本のあり方を変えるもの。共産党の総力をあげるとともに、戦争法案反対の一点での国民的な共同で廃案に追い込みたい」と意気込みを語りました。全国2万4千カ所での共産党の緊急宣伝には、小中学生からも「憲法9条を変えないでほしい」という強い反応が寄せられたことを紹介しました。

 キャスターの岩瀬さんから「安倍総理は自衛隊が紛争地帯に行くことはないと明言していますが」と問われ、山下氏は法案の三つの問題点として(1)「非戦闘地域」にしか派遣しないという制限をなくし、自衛隊が戦地まで行って米軍を軍事支援する(2)PKO(国連平和維持活動)法改定で、国連が統括しない活動まで自衛隊を参加させ、「治安維持」の名で武器使用する(3)日本が攻撃されていないのに集団的自衛権を発動し、海外で武力行使する―をあげました。

 「(議席の)数のうえで圧倒的に与党が有利ですが」と今後の論戦に取り組む姿勢を聞かれた山下氏は、保守層からも法案に懸念の声があがり、徹底審議と今国会での成立反対で野党が共同できる条件が生まれていると指摘。「国民世論を喚起し、立場の違いを超えた一点での共同で安倍政権を包囲していく。できると思います」と強調しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって