2015年5月23日(土)
危険なオスプレイ 配備とんでもない
党沖縄県委 防衛局に撤去要請
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米ハワイ州オアフ島で18日に発生した垂直離着陸機MV22オスプレイの墜落事故を受けて日本共産党沖縄県委員会は22日、沖縄防衛局を訪れ、オスプレイの即時撤去を強く申し入れました。
沖縄県では、米海兵隊普天間基地(宜野湾市)に同型機が24機配備されています。
申し入れ書では「日米両政府が強調してきたオスプレイの『安全神話』は完全に崩壊した。配備・撤去は県民の総意だ」と強調。事故原因の速やかな公表と原因究明までの飛行中止も求めています。
応対した伊波勇連絡調整室長は、「米軍に速やかな情報提供と安全面での最大限の配慮を申し入れた」などと回答。知念吉男宜野湾市議は「事故翌日も訓練している。宜野湾市民の恐怖がわかるか。原因究明まで飛行中止するのが当然ではないか」と追及。中村重一副委員長(北谷町議)は「傍若無人な住宅地上空の低空飛行は県内で頻発している。いつ墜落してもおかしくない」と告発しました。
伊波氏は「欠陥を疑う理由はない。オスプレイの安全は十分確認されている」との回答に終始。これに対し嘉陽宗儀県議団長は「米軍の代弁者か。安全確認されていて、なぜ墜落するのか」と詰め寄りました。