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2015年5月14日(木)

オール沖縄 仲里議員が初質問

新基地建設は不条理

衆院農水委

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(写真)初質問する仲里利信議員=13日、衆院農水委

 昨年末の総選挙で「辺野古新基地反対」のオール沖縄の民意を受けて沖縄4区で当選した、仲里利信氏=無所属=が13日の衆院農林水産委員会で、初質問にのぞみました。地元・南風原町でつくられた「かりゆしウェア」を着用し質問にたった仲里氏は、戦前戦後を通じて民意が無視されてきた沖縄県の歴史をふりかえりながら、「県民は日米両政府のいうことは信用、納得しない。基地負担を軽減すると言いながら、実は県内で新たな基地を造ることが条件だということは明らかに不条理で、誰も承知できない」と迫りました。

 このなかで仲里氏は、「なぜ基地返還は進まないのか。最大の原因は、返還の条件とされた『県内の代替施設の建設』であることは明白だ」と指摘しました。

 翁長雄志知事が沖縄防衛局に対して出した作業中止指示の効力を、林芳正農水相が停止した問題(3月30日)を取り上げ、執行停止の理由として「日米間の外交・防衛への重大な影響を避ける」ことなど他省庁の所管事項をあげたことは「法律による行政」原則に反し、無効だと主張しました。

 林農水相は「執行停止の要件は、審査庁の所掌(管轄)に限定されるものではない。公正中立に審査した」などと答弁しました。


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