2015年5月14日(木)
オスプレイ横田基地配備
言語道断、撤回を
日本共産党 穀田国対委員長が会見
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は13日、日米両政府が垂直離着陸機CV22オスプレイを米空軍横田基地(東京都)に配備すると発表したことについて、「言語道断だ。配備の撤回を求める」と厳しく批判しました。国会内の記者会見で述べました。
穀田氏は、オスプレイ配備は新ガイドライン(日米軍事協力の指針)具体化の一歩であり、日米安保条約の危険性、従属性を如実に示すものだと語りました。
そのうえで、配備発表のあり方をめぐって「住民や自治体の声を聞くことなく、沖縄におけるやり方と同様、問答無用であり、まったく許されない。低空飛行や夜間飛行訓練まで明言することにいたっては何をかいわんやだ。CV22は特殊作戦部隊で活動し、市街地を飛び回る。日本の空をなんと考えるか」と強く批判しました。
穀田氏はまた、横田基地に配備されたオスプレイが沖縄に飛来し、訓練する可能性にも言及。「政府は口を開けば、『沖縄の負担軽減』というが、まったくのうそだ。(訓練の)『分散』というが、危険の『拡大』と『拡散』だ」と指摘しました。