2015年5月14日(木)
オール大阪で市廃止ノーを
よくする会 山下書記局長らが訴え
大阪市の廃止・解体の是非を問う住民投票の投票日まで残り4日となった13日、大阪市をよくする会は、市内なんばで街頭演説を行い、「オール大阪の力で大阪市廃止ノーを」と呼びかけました。
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日本共産党の山下芳生書記局長と、働く女性の地位向上に取り組む日本BPW連合会大阪クラブ会長の河田英子さん、維新の対抗勢力結集を目指す「府民のちから2015」幹事長の岩本洋子さん(弁護士)、落語家の笑福亭竹林さんが訴えました。田中誠太八尾市長がメッセージを寄せました。
街頭演説開始前には、「大阪市をなくすな! 障害者連絡会」の車いすの人たちが並び、「日々使う大切な障害者サービスをなくさないで」と訴えました。
「まちごうたら大阪がわやくちゃにされる。迷っている人も決めた人も聞いてください」と切り出した山下氏は、この間の論戦を通じて三つのことがくっきりと見えてきたとして、(1)「都」構想は大阪市を廃止し大阪市民が一人もいなくなる構想(2)住民サービスが切り下げられて庶民の暮らしが壊される(3)政治的立場の違いを超えた市民の共同こそ大阪の未来を開く力になる―と力説。「この大問題を、たった1カ月の短い期間で市民が十分理解できないままイエスかノーを決めさせる乱暴なやり方に、市民の力を合わせてストップを」と訴えました。
岩本さんは「超党派で反対。100年かかってつくった大阪市を市長がぶっ壊していいわけない」と訴え、河田さんも世界の大都市では考えられないことで「大阪市も24区もぶち壊すなんて断固として許せない」と気持ちを込めました。