2015年5月13日(水)
「建白書」の実現目指す
沖縄 中城村民会議が結成大会
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沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対し、米軍普天間基地の閉鎖・撤去、オスプレイ配備撤回の「建白書」の実現を村ぐるみで目指す「建白書を実現する中城(なかぐすく)村民会議」が11日発足し、同村(人口約2万人)で結成大会が開かれました。約250人が参加し、新基地建設断念に向け気勢をあげ、17日の県民大会への結集を確認しました。
村民会議は、「『建白書』に込めた県民の意思を継承し、その実現を目指し必要な活動を行う」として、中城村や村議会はじめ、自治会長会、青年連合会、婦人連合会、老人クラブ連合会、PTA連合会などの幅広い団体が参加しました。
あいさつに立った共同代表の浜田京介村長は「心を一つにして、基地をつくるのは、あきらめてくれというメッセージを(日米両政府に)しっかり届けていきたい。17日の県民大会に向けて、中城村民の心意気、覚悟を示す時期です」と呼びかけました。
同村出身の作家で、県民大会実行委員会共同代表の大城立裕(おおしろ・たつひろ)氏が「中城村は歴史的に強い伝統を築いてきました。その旗をかざして県民の先頭に立つ志を持って活躍していただきたい」とのメッセージを寄せました。
県民大会の成功に向け、当日にはバス5台を運行します。