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2015年5月11日(月)

立場超え基地反対

福島・郡山の会 沖縄に連帯

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(写真)辺野古新基地建設を阻止するため発足した沖縄・福島連帯する郡山の会=4月24日、郡山市

 福島県郡山市で、さまざまな立場の違いを超えて沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する「沖縄・福島連帯する郡山の会」が活動しています。

 同会は、「放射線衛生学研究所」理事をつとめる吉川一男共同代表(74)の呼びかけで、4月に発足しました。佐藤栄佐久元福島県知事や植田英一元自民党福島県連幹事長が相談役として参加するなど、「オール福島」の市民団体です。吉川共同代表によると、福島県で辺野古の新基地建設反対のための市民団体がつくられるのは初めてのことです。16日には琉球新報の松元剛報道本部長による講演会、6月27日にはドキュメンタリー映画の上映会などを企画しています。

 吉川共同代表が発足を呼びかけたきっかけは、今年1月に辺野古を訪問したとき、巡視船で市民を監視しながら基地建設調査を強行する政府の姿を見たことでした。それまで何度も訪れて見ていた沖縄米軍基地が、福島第1原発の事故を経験したことで、以前とは違って見えたといいます。

 「原発事故の被害を強いられている福島と、基地の苦難と抑圧を強いられている沖縄で、思いを共有して立ち向かいたい。一点共闘の条件は整っています」と吉川さんは話します。

 同会は、今後の活動として、沖縄現地訪問・交流や、写真展なども計画しています。


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