2015年5月5日(火)
民主主義守る盾になる
サスプルからシールズへ
憲法記念日の3日夜、特定秘密保護法に反対する学生たち(SASPL=サスプル)が活動のテーマを広げ、自由で民主的な日本をつくるための、学生による緊急アクション(SEALDs=シールズ)を立ち上げました。東京都内で行われた交流パーティーで発表しました。
SEALDsはStudents Emergency Action for Liberal Democracy―sの略。「一人ひとりの行動こそが、日本の自由と民主主義を守る盾となる」という思いで、英語で複数の盾を意味するSEALDsと名づけています。
「より幅広いイシュー(政治的争点)をもって、この国の自由と民主主義を破壊する勢力に対抗する」として、デモや学習会、動画の作成などを行っていく予定です。平和憲法や立憲主義を守り、対話と協調に基づく外交・安全保障政策を求めています。
パーティーには学生ら90人が参加。立憲主義、生活保障、安全保障などについてプレゼンテーションを行いました。政治学者の高橋若木さんとの対談も行いました。
SEALDsと協力して関西でもデモを行おうと、京都や兵庫から8人の若者が駆けつけ、「SEALDs KANSAI」を立ち上げたことを報告。大学院生の男性(23)が「首都圏の人たちとも連携したい」と語りました。